お墓の管理について

2018年04月19日 10:42

お墓を購入すると、寺院や霊園に管理費を支払いますが、これだけで、購入したお墓の管理を全て任せられるということではありません。

購入したお墓とその区画内の管理は、あくまでも購入者とその家族が行うべきものだからです。

お墓の管理には大きくわけて2つあります。

まず、住職や霊園管理者がするお墓の管理です。これは、主として墓地・霊園の中の共有部分や施設・設備に関するものです。

管理棟、通路、水汲み場、ゴミ焼却場、トイレなどの設備の清掃や修理・修繕などがこれに該当します。こうした費用は、お墓を所有する人が支払う管理費などによってまかなわれます。

お墓を建てた人が購入した区画内は、購入者が管理しなければなりません。お墓の周りの草むしり、植木の剪定、区画内と墓石の掃除などは遺族が行うことになります。

これを行うためには、定期的なお墓参りが欠かせません。これを怠ると、お墓は荒れ放題となり、故人や先祖が悲しむだけでなく、近くの区画の遺族や墓地や霊園の管理者にも迷惑をかけることになります。

最近では、なかなか墓参りに来れない人のために、お墓参りの代行サービスも登場していおりますので、こうしたサービスを利用することも検討してみましょう。

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