ダイエット茶の有効成分と効能
ダイエット茶の魅力は、なんといっても、無理な食事制限や激しい運動をせず健康的にダイエットできる点にあるでしょう。
お茶に含まれる様々な有効成分が体に作用して、脂質や糖分を抑制することで、太りにくい&むくみにくい体質にしてくれる効果が期待できます。
まず、自分の体質や味覚に合ったものを選び、普段何気なく飲んでいるコーヒーやジュースをダイエット茶に変えていきましょう。
■緑茶
緑茶に含まれる「カテキン」が糖分を分解する酵素と結びつき、吸収を抑制する効果があります。この「カテキン」には腸内の悪玉菌のみを殺菌する働きもあるため、ビフィズス菌などの善玉菌が活発に働くようになり、整腸作用が促されます。
また、緑茶に含まれるカフェインには脂肪を燃えやすくする働きがあるので、同じ運動でも緑茶を飲んだあとの方がカロリーの消費量が多くなるそうです。
■烏龍茶
烏龍茶には「サポニン」という成分が多く含まれていて、これが油分の吸収を防いで体外に排出する働きがあります。
また、豊富に含まれる「烏龍茶ポリフェ ノール」が、血管内の脂肪分解酵素「リパーゼ」を活性化し、中性脂肪が遊離脂肪酸へすばやく分解するのを手助けします。
その結果、烏龍茶を飲むと、体脂肪の燃焼や活性酸素の減少、糖尿病の抑制、ポリフェノールによる美肌効果も期待できます。
■ウコン茶
ウコンの色素成分である「クルクミン」が胆汁の分泌を活性化させることで、血中脂肪の濃度を減らし、コレステロールの減少に期待がもてます。<br/><br/>また、胆汁には脂肪分解作用もあることで、ダイエットを促進するといわれています。
さらに、ウコンの色素成分である「クルクミン」が肝機能回復に働くことから、アルコール摂取量の多い人は、肝臓保護のためにも飲用するよいでしょう。
■ゴーヤ茶
ゴーヤの種には「共役リノレン酸」という成分が豊富に含まれておりますが、これを体内に取り入れると「共役リノール酸」という成分に変わります。
この「共役リノール酸」は、体脂肪の燃焼を促進するため、ダイエットに効果が期待できるます。また、ビタミンCや食物繊維も豊富なので、皮膚を紫外線から守ったり、整腸作用が期待できたりと、美肌づくりにもオススメです。