「条件」 は結婚に必須のものか

2015年06月12日 07:34

結婚相手に対し学歴、職業、財産、見た目などに好条件を求めるのは当然なことです。このため、結婚相談所では希望条件ありきで紹介を受けたり相手を探していきます。

一般的に、女性は、3高(収入・学歴・身長)を希望する傾向が強く、また、男性は相手の容姿を重視します。

しかし、現実問題として、ある大手結婚相談所で成婚に至った会員の実に75%が、入会当時の希望条件と違う相手をパートナーとして選んでいるという事実があります。

このことは、いくら条件が自分の希望に合っていても、いざ一生涯のパートナーとして選ぶ場合は、困難や障害を共に乗り越え、幸せを分かち合える相手かどうかを最終的な決め手としていることを意味しております。

一流企業で高額の年収でなおかつイケメンだけど、女遊びが激しく、自分のことしか考えない男性を夫とし選びますか。また、美人でどこに出しても恥ずかしくない女性だが、料理はしない、子供は嫌い、親とは絶対に別居だと言う女性を伴侶に選びますか?

相手に対する条件の コダワリ を放棄した瞬間から結婚相手の対象は一段と広がります。それは単に出会える人数が増えるだけではなく、あなたの知らない人生観や価値観を持つ相手と出会える可能性も増え、多様な幸せのカタチにめぐり合うチャンスでもあるのです。